6ヶ国協議のアメリカと朝鮮の作業部会は1日午後、スイスのジュネーブで初日の会議を終えました。米朝双方はこの日の会談を高く評価しています。
アメリカの首席代表であるヒル国務次官補は会議後の記者会見で、「双方は会談の中で関心を寄せるすべての問題について話し合い、これから問題を解決するための具体的な段取りに合意した」と述べました。
ヒル国務次官補はまた、「朝鮮半島の核問題を完全に解決するまでの道のりはまだ長い」とした上で、「次回の6ヶ国協議では、朝鮮の核施設の無能力化の具体的な内容について検討することを期待している。アメリカは、朝鮮にエネルギーと経済の援助を提供する計画をその場で取りあげる」と話しました。
朝鮮代表団の首席代表である金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官も、「会談は順調に行われている。成果を収めることを期待している」との考えを表明しました。(翻訳:KH)
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