河北省にある湖「白洋淀」の水不足を緩和して、2008年北京オリンピックの給水を確保するため、今月下旬から、「引黄済淀」プロジェクト、いわゆる黄河の水を白洋淀に導くプロジェクトが再度実施されます。
北京の南にある白洋淀は華北地区で最も大きい淡水湖で、総面積は360平方キロ以上、「華北の腎臓」と呼ばれています。しかし、長期に渡る水不足のため、外から水を引いて維持せざるを得なくなりました。
黄河水利委員会の責任者によりますと、今回の「引黄済淀」プロジェクトの水路は2006年と同じく、全長399キロです。山東省の聊城から黄河の水7億立方メートルを導き、白洋淀に1億5千万立方メートルの水を補充するということです。(01/05 翻訳者:Lin)
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