アメリカのブッシュ大統領は3日ワシントンで、メディアの取材に対し、「まもなく行う中東訪問はイランのこの地区に対する影響力を抑制することにある」と述べました。
この中で、ブッシュ大統領は「イランは相変わらず脅威である。核兵器計画は停止したものの、この計画を再開することは容易なことだ」と指摘しました。
アメリカの情報機構は先月、イランの核問題に関する報告書を発表し、「イランは2003年に核兵器計画をやめ、現在も再開していない」としています。これに対して、ホワイトハウスは、「イランは相変わらず脅威である」と強調するとともに、イランに対する新たな制裁措置を取るよう国連安保理に促しています。
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