香港科学技術大学の漢方研究開発センターはこのほど、中国の伝統的な漢方薬「夏桑菊」から、鳥インフルエンザ(H5N1)ウィルスの侵入を防ぐ有効成分の抽出に成功しました。この成分は鳥インフルエンザの予防と治療に役立つということです。
香港科学技術大学はこのパテントを広州の製薬会社に転売することにしています。
漢方薬の「夏桑菊」は、ウツボグサ、桑の葉っぱと菊からなるもので、広東地域でよく飲まれている清涼飲料に含まれていて、咳止めなどにも服用されています。(翻訳:KH)