香港衛生署は、来年4月から全面的に「ヘルシーレストラン活動」を展開し、ヘルシーな調理法を奨励していく予定だ。香港のレストランは、香港衛生署の栄養ガイドをもとに、野菜や果物が多く、油・塩・砂糖を控えめにした調理法が要求される。すでに300店のレストランが参加している。
香港特別行政区と香港飲食業が提携し推し進めているこのプロジェクトは、レストラン600店の参加を目指している。各レストランは審査に通過した5種類以上のヘルシーメニューを用意しなければならない。香港市民は香港衛生署の健康飲食専門ウェブサイトから、好みに合ったレストランを探すことができる。香港衛生署によると、悪い食習慣は慢性病の原因となり、外食の機会が多い香港市民にとって、食物繊維を多く摂取し塩・油・砂糖を抑えた健康的な食習慣を確立することは容易ではない。一カ月間、昼食時塩・油・砂糖を抑えた食事をとるよう心がければ、油500ml、塩30g(スプーン5さじ)、砂糖160g(スプーン40さじ)分を少なく摂取したことになり、体内に蓄積された1キログラムの脂肪を燃やすことができる。(編集WM)
「人民網日本語版」
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