アメリカの日刊紙「CSM(クリスチャン・サイエンス・モニター)」によりますと、アメリカの景気や産油国の原油産出量の上昇を背景に、来年の国際原油価格が下落に転じる可能性があると、エネルギー専門家は予測しています。
専門家によりますと、アメリカの経済成長がスピードダウンしていることや、OPECやOPEC以外の産油国が産出量を高めていること、それに、イラン情勢の緩和、イラク北部の原油供給改善などがその要因だということです。
また、「CSM」紙では、「来年の原油価格は1バレル80ドルー85ドルとなる見込みだ」というアナリストのミューラー氏の話を引用しています。(翻訳:コオリ・ミン)
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