アメリカのポールソン財務長官は、12日、「アメリカと中国との依存度が深まる中、ともに開放を継続すべきだ。政治による一時的な強硬手段は両国の長期的な繁栄にかえって悪い影響を及ぼす」と指摘しました。
これは、この日、ポールソン財務長官が、第3回中米戦略的経済対話で述べたものです。ポールソン財務長官は、「貿易、気候変動、製品安全など多くの問題で、両国の利益は重なる部分がある。両国関係は、両国の利益や世界的な経済システムの安定、安全、繁栄にとって重要な役割を果たしている。アメリカは、繁栄し、安定した中国を歓迎する」と強調した上で、「両国は保護貿易主義で繁栄することはできない。開放を保っていくべきだ」との考えを示しました。さらに、「ブッシュ政権は、保護貿易主義の立法化に一貫して反対する。とりわけ、中国を対象にした立法に反対する」と表明しました。(翻訳 朱丹陽)
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