第3回中米戦略経済対話が12日、北京で開幕しました。中国の呉儀副首相とアメリカのポールソン財務長官は、両国の特別代表として、共に今回の対話を主宰しました。
呉儀副首相は、「中米戦略経済対話メカニズムは設立以来、日増しに成熟している。今回の対話を通じて、中国とアメリカが、経済のグローバル化が両国経済に与える影響への認識を深め、具体的な議題で進展させるよう希望する。これは、両国の経済貿易で生じる問題の解決に有利である」と述べました。
ポールソン財務長官は、双方が去年末に戦略経済対話メカニズムを発足させて以来の成果を評価した上で、「今回の対話により、両国の協力拡大を希望する」との考えを示しました。
今回の対話で、中国とアメリカは、グローバル化がもたらす課題への対応、貿易での信頼強化、製品の質と食品安全分野での協力強化、エネルギーと環境保護分野での協力強化、それに投資環境の改善などについて討議する予定です。
(翻訳:洋)
|