「嫦娥一号」衛星を海上から観測する任務を終えた遠望二号と遠望三号観測船は、11月12日と12月1日にそれぞれ中国に戻りました。
この二隻の観測船は今年の10月初めに、南太平洋海域に赴き、「嫦娥一号」衛星を海上から観測する作業を行いました。その移動距離は延べ2万カイリを超え、地球の赤道を一周する距離に当たります。
中国衛星海上観測制御部の責任者によりますと、遠望号宇宙航空観測船は、「嫦娥一号」衛星に対して、40万キロ離れた距離から追跡観測を行い、衛星が軌道に入って科学探査活動を展開することに重要な貢献をしたということです。(翻訳:周莉)
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