中国月探査衛星プロジェクトの欒恩傑・チーフエンジニアは24日北京で、月探査衛星「嫦娥一号」が伝送してきたデータは予想を上回る精度の良いものであることを明らかにしました。
欒恩傑・チーフエンジニアは、「月探査プロジェクトの120人以上の科学者からなる専門家チームがこれから『嫦娥一号』が伝送してきたデータを研究、分析する」と語りました。これらのデータは分析、処理された後、一般に公開される予定だということです。
欒恩傑・チーフエンジニアはまた、「中国の月探査衛星『嫦娥一号』の飛行は、現段階まで少しのミスもなく、すべてが予定通りに行っている。万が一のトラブルに備えて、今回の月探査活動のため80項目以上の緊急対応プランを準備しているが、起動したプランは今の所一つもない」と話しました。(翻訳:KH)
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