アメリカのブッシュ大統領は、28日、ホワイトハウスで、中国外務省の楊潔チ外相と会談し、両国関係や共に関心を持つ地域問題や国際問題について意見を交わしました。
席上、楊外相は、「今の中米関係は、全体的に見れば、前向きだ。中国側は、アメリカ政府と共に、胡錦涛国家主席とブッシュン大統領が中米間の建設的な協力関係を発展させるために達した合意を確実に実行し、相互信頼を高め、交流と協力を深め、敏感な問題を妥当に処理することにより、両国関係の健全かつ安定した発展を促していきたい」と述べました。
楊外相は、また、台湾問題について、「中米両国は、共に努力し、協力を強化し、いかなる形の台湾独立分裂活動を阻止し、台湾海峡とアジア太平洋地域の平和と安定を維持していくべきだ」と述べました。
これに対して、ブッシュ大統領は、「米中関係を非常に重視している」と述べ、中国と話し合い、協力を強化していく意向を示しました。そして、台湾当局の国連加入や国民投票、それに、一方的に台湾海峡の現状を変えようとする行動に反対するとの立場を改めて表明しました。(翻訳:GK)
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