朝鮮と韓国は27日、ピョンヤンで第2回国防相会談を行い、両国の首脳が今年10月4日に調印した「南北関係発展平和繁栄宣言」に関する軍事分野での対策の実施について協議しました。
会談の中で、キム・イルチョル朝鮮人民武力部長は、「南北関係発展平和繁栄宣言」を貫く朝鮮人民軍の原則的な立場と方法を提起しました。また、互いに助け合うとの民族精神を持って、南北関係の全面的発展に寄与するよう双方の軍事当局に呼びかけました。
これに対し、韓国のキム・ジャンス国防長官は、朝鮮半島西部海域で共同漁業水域を設置するとの案を出すと共に1990年代の初めに設立した南北軍事共同委員会などを発足させることを提案しました。(翻訳:董)
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