イランのアハマディネジャド大統領は25日テヘランで、「イランの平和的な核開発計画を認めない西側諸国は勇気を持って、自分の謝りを認めるべきだ」と主張しました。
アハマディネジャド大統領は、「IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長が15日に発表した報告書の中で、イランの核開発計画は平和利用を目的としていることを再び証明した」とした上で、「西側諸国がイランの核開発に下した判断は誤った情報をベースにしたものである。西側が自分の誤りを認めれば、イランの国民は許す」と語りました。
エルバラダイ事務局長は15日、IAEAの35の理事国にイランの核問題に関する報告書を提出しました。報告書は、「イランは自国の核開発計画の目的を明らかにするため、IAEAと十分な協力を行ったが、国連安保理の要求どおりに濃縮ウランの抽出活動を停止していない」という結論を出しましたが、イランが核兵器の開発をしているかどうかについてははっきりしていません。(翻訳:KH)
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