中国政府は「農村部の環境保護事業をさらに強化し、2010年までに、農村部で進む環境汚染の勢いを抑え、飲用水の水源地の環境を改善する」と表明しました。
国務院は、20日、国家環境保護総局などが提出した意見書を発表しました。意見書は、「農村部の飲用水源地の環境保護と水質の改善を進め、飲用水の確保と水質の向上を農村の環境保護事業の第一の任務にすべきだ。農村部の汚染問題の解決をはかり、農村地区の工業汚染を抑えなければならない。家禽や畜産と水産養殖による汚染防止や生態環境の保全を強化していく」としています。
この意見書はさらに「中国は農村部の環境観測体制を確立し、全国と地域の農村部の環境状況を定期的に発表する」という案を打ち出しました。(11/21 翻訳:Yin)
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