日中友好協会など日中友好七団体は、20日、東京で、崔天凱新中国駐日大使の歓迎レセプションを開催しました。

　崔天凱大使は、挨拶の中で、「中日国交正常化35周年にあたり、第十代中国駐日本大使に就任したことを光栄に思うとともに、重い責任を感じている」と語った上で、「中日関係は改善と発展のチャンスに迎えており、中国は福田首相の訪中を期待している。来年は中日平和友好条約締結30周年であり、北京オリンピックが開催され、中国の改革開放が30周年を迎える年でもある。中国は胡錦涛国家主席の訪日も準備している。両国関係を健全に発展させるため、双方は相互信頼と協力関係を強化し、問題を適切に解決しなければならない」と語りました。

河野洋平氏と挨拶を交わす	公明党の太田昭宏代表と挨拶を交わす

　日本国際貿易促進協会会長を務める河野洋平衆議院議長は挨拶の中で「日中関係は闇から抜け出し、順調に発展している。密接で安定した両国関係、両国だけではなく、アジアおよび世界にもプラスになるものだ」と語りました。

　なお、日中友好七団体とは、日中友好協会、日本国際貿易促進協会、日本中国文化交流協会、日中友好議員連盟、日中経済協会、日中協会、日中友好会館です。（取材：傅穎）