CNNトルコ語チャンネルが10日報道した所によりますと、トルコのギュル大統領はこのほど、「アルメニア人虐殺」事件の存在を改めて否定しました。
これは、ギュル大統領がイスラエルの新聞「マーリブ」の取材を受けた際に述べたものです。ギュル大統領は、「『虐殺』を起こすのはトルコ民族の性格に合わない。歴史上でもトルコ民族がその他の民族を消滅させた記録はない。トルコとアルメニアの間には歴史上悲惨な戦争はあったが、トルコはアルメニア人を虐殺したことはない」と改めて強調しました。
なお、「アルメニア人虐殺」事件は、1915年から1917年にかけてオスマントルコ帝国の時代に発生した、150万のアルメニア人が死亡したという事件を指しています。(翻訳:玉華)
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