トルコ軍のビュユクアヌト参謀総長は26日アンカラで、「イラク北部を拠点とするクルド系武装組織『クルド労働者党』を掃討するために越境攻撃する時期について、11月のエルドアン首相の訪米後に決定する」と述べました。
エルドアン首相は11月5日に訪米し、トルコ・イラク国境危機などの問題について、アメリカのブッシュ大統領と会談する予定です。エルドアン首相はこのほど、「トルコは越境攻撃する前に、アメリカ、EU、中東諸国と相談してから決める」と述べました。
一方、トルコのトプタン議長は26日アンカラで、「クルド労働者党の問題では、アメリカが外交ルートでの解決を堅持する立場を取ったことから、クルド労働者党の武装を放任した」と指摘しました。(翻訳:ooeiei)
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