北京時間の29日午後6時1分、宇宙の旅を続けている中国初の月探査衛星「嫦娥一号」が三回目の軌道変更に成功しました。「嫦娥一号」が軌道に乗った後、二回目の近地点での軌道変更でもあります。
中国衛星海上モニタリング・コントロール部の饒順和主任によりますと、中国の「遠望三号」測量船が「嫦娥一号」と北京宇宙コントロールセンターの仲立ちを中継しました。
今回の軌道変更により、「嫦娥一号」の地球から一番遠い距離である遠地点高度は、7万キロから12万キロに高められました。これまで、8万キロにとどまっていた中国の宇宙観測の最長距離を刷新しました。(翻訳:Yan)
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