IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は29日、核問題でIAEAと積極的に協力し、核計画の透明性を高めるようイランに求めました。
エルバラダイ事務局長はこの日、国連総会で、「イランは安保理の関連決議の要求を無視し、ウラン濃縮作業を止めず、重水原子炉の建設を続けている。これに遺憾を表す」と述べました。
エルバラダイ事務局長は、また「今年8月、イランとIAEAとの協定の達成は、問題解決にむけて踏み出した重要な一歩だ。イランの積極的な協力と透明性は、問題を解決では最も重要だ」と強調しました。
また同じ日、IAEAのハイノネン事務次長はテヘランに到着し、遠心分離機問題について、イランと最後の会談を行ないました。(翻訳:玉華)
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