宇宙の旅を続けている中国初の月探査衛星「嫦娥一号」が25日、初めての軌道変更に成功しました。
25日午後17時55分、北京宇宙飛行コントロールセンターは予定の計画に従い、「嫦娥一号」に軌道変更の指令を出し、地球から最も離れた遠地点での軌道変更を行わせました。
指令が出されてから130秒後に、衛星の地球から最も近い近地点高度は200キロから600キロに高まり、軌道変更が成功しました。これによって、「嫦娥一号」衛星の推進システムは順調に作動していることが証明され、今後予定されている3回の近地点での軌道変更の基礎が出来上がったと言えます。(翻訳:Yan)
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