国連とAU・アフリカ連合が共同主催し、スーダン政府とダルフールの7つの反政府組織が参加したダルフール和平協議が27日午後、リビアのシルトで開幕しました。
中国政府の劉貴今ダルフール問題特別代表など安保理の5つの常任理事国からの代表やスーダンの隣国の代表らがこれに参加しました。
主催国リビアのカダフィ大佐は開幕式で、今回のダルフール和平協議の進展を得るために、各国がともに努力していくよう呼びかけました。
国連のエリアソン特使はパン・ギムン事務総長のメッセージを読み上げた後、「今回の和平協議の開催はダルフール問題を解決するための大切な一歩である。和平協議プロセスは引き戻すことができなくなっている。」と述べました。
スーダン大統領の高等顧問でもあるスーダン政府代表団のナフィエ団長は「和平協議に良い雰囲気を作り上げるため、スーダン政府はこの日からダルフール地域で一方的な停戦を実施する」と発表しました。(10/28 翻訳:Yin)
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