日本のメディアが9日に報道したところによりますと、福田康夫首相はこの日、日本が有事の際、アメリカが核兵器を日本に持ち込むことを認めたという密約の存在を否定しました。
福田首相は、「今まで何度も言われてきたことだが、わが国としてそれを認めているということではない」と述べました。また、町村信孝官房長官もこの日の記者会見で、「従来日本政府は、そうした密約はないと申し上げているし、歴代首相、外相が過去何度も否定している」と指摘しました。
これより先、日本のメディアは、1969年11月19日から21日にかけて、日米首脳が会談を行い、アメリカが日本に沖縄を返還することについて合意に達した際、日本が有事の際には、アメリカが核兵器を日本に持ち込むことを認めたという密約を締結したと報じました。(翻訳:GK)
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