日本の東方通信社と中国北京放送局、天津外国語学院の共催により中国の北京や天津で開かれた日本語弁論大会で一等賞を射止めた四人の優勝者が今月初に東方通信社の招待で日本を訪れました。
日本語弁論大会優勝者は中国大使館の程普選一等書記官らと記念写真を撮影
この日本語中国語弁論大会は今から18年前の1989年から始まり、これまでに17回も行われました。今回招待したのは、第14回弁論大会アマ組の優勝者で、現在中国財政部金融局に就職した北京外国語大学卒の張寧遷さん、第15回弁論大会首都圏大会の優勝者で、日本の広告社株式会社にスカウトされて日本で就職した天津外国語学院卒の鮑碩さん、第一回全国弁論大会の優勝者で、現在お茶の水女子大学で勉強中の大連外国語学院卒の黄明淑さんと第16回弁論大会プロ組優勝者で、現在北京大学大学院で勉強中の徐倍さんの4人です。
一行は東方通信社の古川猛編集長や滝口社員の案内で、中国大使館教育処や外務省、日中交流センター等を尋ねたり、東京の町を散策したり短い日本滞在を楽しみました。
東方通信社内のレストランで開く歓迎パーティで乾杯
中国大使館教育処では、程普選一等書記官らは休日を返上して会ってくれました。程一等書記官は、「日本語弁論大会はとても有意義なイベントで、国内の日本語勉強を促進することができる。言語は互いの理解を深める重要な架け橋ともなる。友好を発展させるには言葉がまず重要だ。中国大使館は弁論大会の継続を支持していく」と話し、この事業を十年以上も続けている東方通信社に感謝の意を表しました。
日本外務省アジア大洋州局中国課の田尻和宏地域調整官の外務省紹介を聞く日本語弁論大会優勝者
一行はまた、日本外務省を訪れました。外務省アジア大洋州局中国課の田尻和宏地域調整官は外務省の仕組みや現在行われている日中間の高校生交流などを紹介し、今後も日本語の勉強に頑張ってくださいと励ましてくれました。
日中交流センターで橋本所長代行と歓談中
日中交流センターを訪れた四人は、橋本カツ子当センター所長代行からセンターの仕組みや中国の高校生受け入れなどについて説明を聞きました。
日中交流センターで記念写真を撮影
4人はまた、ハードスケジュールの合間を縫って日本一の電気街とされる秋葉原などを散策し、日本の雰囲気を満喫しました。
文:kokusei
カメラ:kokusei
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