イギリスのブラウン首相は8日、議会で、来年春までに、イラク駐留の兵力を2500人まで削減することを発表しました。
ブラウン首相は、その際、「イギリス軍はイラクの警察と安全部隊の養成に引き続き協力し、二カ月内でイギリス軍が担う南部バスラ県の治安権限をイラク側に移譲する。来春になると、イギリス軍は、イラクとイランの国境線の安全の保障を主な任務にする」と述べました。
アメリカの国家安全保障会議のジョンドロー報道官は、この日、「イギリスのこの決定は、これまで提出したイラク南部の駐留軍を削減するという計画と一致した。一方、イラク安全部隊はイラク南部で安全保障の職責を果たすことができる」と述べました。(翻訳:GK)
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