国連総会出席のためアメリカを訪れているイランのアフマディネジャド大統領は24日、ニューヨークのコロンビア大学で演説した際、核技術の平和利用というイランの立場を改めて強調するとともに、イラン敵視の政策を変えるようアメリカに呼びかけました。
アフマディネジャド大統領は演説の中で、イランが核兵器を密かに開発していると海外で指摘されていることについて、これを再び否定し、「イランは核兵器を信じない。イランが平和的な目的から核技術の開発を行なうことはIAEA・国際原子力機関に確認された」と述べました。
イランとアメリカの関係について、アフマディネジャド大統領は、「イランはアメリカと関係を改善し、国交の正常化を実現させたい」と述べました。(翻訳:玉華)
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