このほど上海で行われた「長江生物資源保護フォーラム」で明らかにされたところによりますと、中国政府は積極的な措置を講じて三峡プロジェクトの生態環境の整備に取組んでいます。
ここ二十年来、長江の上流地域は水力発電プロジェクトの実施により、河川の流れが途切れており、とりわけ、三峡ダムの建設とその貯水により、魚類の種群構造やその数と繁殖に大きな影響をもたらしています。
この問題は中国政府から高く重視され、1994年の12月に三峡ダムの建設が始まりましたが、これと同時に、この地域での生態・環境モニタリングシステムもスタートしました。現在、中国はすでに長江の上流地域で5つの自然保護区と3つの魚類人工繁殖放流ステーションを設置しています。(翻訳:Yan)
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