世界銀行は12日発表した中国経済に関する四半期報告の中で、中国の今年の国内総生産(GDP)成長率は11.3%に達するとの予測を示し、「対外的なアンバランスが引き続き中国が直面する主なマクロ経済的課題」と指摘した。
同報告は、2008年のGDP成長率を10.8%と予測する。同報告によると、中国のマクロ経済情勢は引き続き順調だ。世界情勢をみると、コスト圧力が中国の輸出競争力に大きな影響を与えている形跡はみられないという。国内情勢をみると、経済情勢は好調を保ち、利益や貸付資金の増加率がやや大きく、このため今後投資が大幅な拡大を続ける可能性がある。消費は今後も安定を保つことが予想される。
「人民網日本語版」により
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