イギリスのBBCが7日発表した最新のアンケート調査の結果によりますと、世界の多くの人は、アメリカをはじめとする多国籍軍がすぐにもイラクから撤退すべきだとみていることが分かりました。
今回の調査は、BBCがアンケート調査会社の「グローブスキャン」に依頼して、22ヶ国の2万3000人を相手に実施したものです。このうち、アメリカを初めとする多国籍軍のイラクからの撤退を実施する時期について、「即時」か、「1年以内」か、または、「イラクの治安情勢が改善されてからか」と質問したところ、「即時に撤退すべき」と答えた人が38%、「段階に分けて撤退すべき」が28%、「イラク情勢が安定するまでイラクに残るべき」が23%でした。
アメリカ、イギリス、オーストラリア政府は、このほど、自国の軍隊はイラク軍が治安情勢をコントロールできるまでイラクに残ると表明しました。しかし、今回のアンケート調査を担当したミラー氏は、「この結果によると、これらの国の政府の意思は民衆の意見と相反していることが明らかになった」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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