国家発展改革委員会は30日、8月に36の大・中都市で行った重点商品・サービスの価格モニター調査の結果を発表した。今月20日と先月20日の数値を比較すると、価格が上昇した品目は25に上り、特に野菜、食用植物油、一部の穀物など食品価格の上昇が目立ち、一般の分譲マンション、液化石油ガス(LPガス)、鋼材などの価格も上がった。価格が低下したのは、6品目。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
穀物と食用油の価格が引き続き上昇し、卵価格はやや上昇、肉類価格は伸びが鈍化し、野菜の価格は大きく上昇した。中秋節(旧暦8月15日)が近づき、食品の加工ニーズが高まったことを受けて、卵価格が前月比8.7%上昇した。豚肉価格の上昇率は6.9%で、前月比11ポイント低下した。牛乳価格は同約1%上昇した。このほか一部地域で大雨や台風などの悪天候が続いたことにより、野菜価格の変動幅が拡大した。
価格の低下が特に目立ったのは、経済適用住宅(低所得者向け住宅)、尿素、セメント、木材など。(編集KS)「人民網日本語版」より
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