国際赤十字・国際赤新月社は20日、朝鮮の370万人の被災者に緊急支援を提供するため、660万スイスフランの募金を呼びかけました。
今回の募金は主に、被災が最もひどく、医療施設の損失が最も大きな咸鏡南道(ハムギョンナムド)、平安南道(ピョンアンナムド)と開城(ケソン)の被災者に基本的な医薬品を提供することに当てられます。
国際赤十字・国際赤新月社の朝鮮駐在代表によりますと、今回の洪水によって、少なくとも8万9千人が家をなくしています。また、地元のインフラ施設が破壊されたため、衛生条件が悪化し、病気に苦しむ人が多くいることが明らかになりました。
(翻訳:東)
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