朝鮮は7日から豪雨が降り続き、大きな洪水災害に見舞われました。国連のパン・ギムン事務総長は14日、「国連は朝鮮に援助を提供する」と表明しました。また、この日、アメリカ国務省の報道官も「アメリカは朝鮮に人道的援助を提供することを考えている」と明らかにしました。
パン・ギムン事務総長はこの日、朝鮮のパク・キルヨン(朴吉淵)国連大使と会談し、朝鮮の政府や国民に同情を示し、「国連は国際社会と共に最大の努力を払い、朝鮮の洪水による損害が減少するよう支援するつもりだ」述べました。パン・ギムン事務総長は会談の後、「朝鮮は国連からの援助を受けることになると思う」と述べた上で、ピョンヤンやバンコクに駐在している国連の各機関はすでに、洪水が、朝鮮にもたらした被害の調査を始めたことを確認しました。
また、この日、アメリカ国務省のマコーマック報道官はワシントンでマスコミに対し、「アメリカは、大洪水に見舞われた朝鮮に人道主義的援助を提供することを検討している。朝鮮が援助を必要とすれば、アメリカは国連を通じて朝鮮に援助を提供するつもりだ」と述べました。
報道によりますと、朝鮮では豪雨によって、数百人が死亡し或いは行方不明となり、3万件余りの家屋が破壊されました。(翻訳:董燕華)
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