中国の胡錦涛国家主席は18日、カザフスタンでの公式訪問を終えて北京に戻りましたが、これに先だって胡錦涛主席はキルギスを訪問して上海協力機構の首脳会議に出席し、またロシアで行われた上海協力機構の反テロ合同軍事演習に立ち会っています。これについて胡錦涛主席に随行した楊潔チ外相は、この日記者団に胡錦涛主席の今回の歴訪は豊かな成果を挙げ、深い影響を及ぼしたとの考えを示しました。
楊潔チ外相は、「胡錦涛主席のキルギスとカザフスタンへの訪問はそれぞれ双方の各分野の協力に新しい活力を注ぎ、中国とキルギスとの善隣友好関係、及びカザフスタンとの戦略的パートナーシップの迅速、かつ持続的な発展を促した」と述べました。
このほか、胡錦涛主席はビシュケクで開かれた上海協力機構の首脳会議の席上重要な講演で、上海協力機構の持続的、かつ健全な発展を促すための提案をおこないました。そしてこの会議の後、各加盟国の首脳は、「上海協力機構加盟国長期的善隣友好協力条約」など一連の重要な文書に調印しています。(翻訳:董燕華)
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