中国の胡錦涛国家主席は17日、ロシアのチェリヤビンスクで、プーチン大統領と会談し、双方は、この日に行われた上海協力機構の反テロ合同軍事演習は非常に成功したと一致した見解を示しました。
これに先立って、上海協力機構のすべての加盟国の首脳はこの演習に立ち合いました。胡錦涛国家主席は演習終了後、プーチン大統領と会談した際、「今回の軍事演習は円満に成功した。上海協力機構加盟国の合同による反テロ能力を向上させたと同時に、各加盟国のテロ反対の決意と意志を示した。この演習が、地域の安全を保障する上での上海協力機構の役割発揮を大きく推し進めるものと信じている」と述べました。
これに対して、プーチン大統領は、「今回の演習は、ロシアと中国の戦略的協力パートナーシップが高いレベルにあることを示し、地域の安全と安定を維持する上で重要な意義を持ち、また、上海協力機構の枠組み内における安全保障での協力が新しいレベルに引上げられたことを示した」と述べました。(翻訳:玉華)
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