「平和の使命ー2007」反テロ合同軍事演習のロシア側の指揮官モルテンスコイ大将は11日「今回の軍事演習はアメリカとNATO・北大西洋条約機構を目的にしたものではない」と述べました。
ロシアのイタルタス通信の報道によりますと、今回の軍事演習ではアメリカやNATOの加盟国などの記者の取材を受け入れないことについて、モルテンスコイ大将は「今回の演習の合意によれば、上海協力機構の加盟国の記者しか今回の軍事演習を取材できないことになっている。しかし、モスクワ駐在の外国の武官は演習観戦の招請を受けている」と説明したということです。
また、ロシアの現地時間11日10時10分、「平和の使命ー2007」反テロ軍事演習は第2段階に入りました。6カ国の責任者がそれぞれ挨拶をしましたが、中国人民解放軍副参謀長である中国側の責任者許其亮将官は挨拶で「今回軍事演習の目的はテロリズム、分裂主義、極端主義を撲滅する上海協力機構の決心と力量を示し、地域の平和を維持することにある」と語りました。(08/12 翻訳:Yin)
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