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WTO・世界貿易機関のラミー事務局長は17日、マレーシアの首都クアラルンプールで、「世界の貿易は保護主義と発展の不均衡などのチャレンジに直面している。したがってドーハ交渉を終了させてこそ、これらのチャレンジに対応していける」と述べました。
ラミー事務局長はこの日、貿易問題に関する国際会議で演説した際、「国際貿易はこれまで50年余りの間に急速に成長してきた。しかし、当面の世界貿易には貿易保護主義の台頭、貿易によるすべての人への利益の保障、それに二国間と地域間の自由貿易協定が多国間貿易メカニズムにチャレンジとなっているという問題に直面している。世界経済の安定した環境の下における発展を保障するため、各国政府はドーハ交渉を完了させることを決意すべきだ。こうしてこそ世界経済に利益をもたらす」と述べました。（翻訳：玉華）
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