WTO・世界貿易機関のラミ事務局長は2日、「ドーハラウンド交渉は現在、非常に重要な時期にある。成功させられるか、或いは食い違いを無くすことができず難航するかの分かれのだろう」と述べました。
ラミ事務局長はその中で、「このほどジュネーブで開かれたWTOの全体加盟国が参加した多国間交渉が重要な段階に入った。アメリカ、EU、ブラジルとインドが主要な加盟国として交渉の中で引き続き建設的な役割を果たすことを期待される。そうでなければ、ドーハラウンド交渉が失敗する可能性がある」としたうえで、「協定を成功させるため、関係各側が互いにある程度譲歩しなければいけない」と指摘しました。(翻訳:周莉)
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