上海株式市場は15日、前場で4900ポイントの大台を突破し、過去最高を記録しました。しかし、その後すぐに多くの銘柄が調整局面に入り、4900を守れないばかりか、一旦は4800を下回りました。この日の両市場での上昇銘柄は400余り、下落銘柄は900近くで、売買代金は約1900億元でした。
上海総合指数は始値4875.51、終値4869.88で0.06%下落、深セン成分指数は始値16438.68、終値16322.52で0.18%下落しました。
アナリストは、「消費者物価指数(CPI)の上昇から、市場では中央銀行による再度の金利引き上げ観測が流れている。以前の中央銀行の動きを合わせると、中国はすでに金利上昇の流れに入っているのかもしれない。強気な市場の情勢は変わらないだろうが、揺れ幅は大きくなるだろう」と指摘しました。
「人民網日本語版」より
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