中国商務省の王新培報道官は16日北京で、中国はアセアン・東南アジア諸国連合の5375種目の商品に対して、関税を今までの9.9％から5.8％まで引き下げたことを明らかにしました。

　2005年7月から、中国とアセアンは、ゼロ関税を実現するための自由貿易区貨物貿易協定を実施してきました。その結果、アセアン諸国連合は中国商品に対する関税をある程度引き下げました。この協定によりますと、2010年までに、双方は大多数の製品に対して関税免除することになります。

　また、貿易協定が実施されたこの2年間、中国とアセアンとの貿易は急速に伸び続けており、現在、互いに4番目の貿易パートナーとなりました。