中国は来年の1月1日から引き続き、WTO・世界貿易機関加盟での関税減免に関する承諾事項に基づき、新鮮なイチゴなど44税目の輸入関税を減らすことになり、来年の関税総レベルは今の9.9%から9.8%にさがります。
エネルギーの消費や汚染がひどい商品の輸出を一層制限するため、来年中国は石炭や原油などのエネルギー類と資源類の製品に対しては輸出関税を引き続き課します。また、ステンレス鋼のインゴット及びその第一次産品などのエネルギーの消費が高く、環境に対する影響の大きい製品に対しては、来年から新たに輸出関税を課することになります。
このほか、国内の一部商品の消費税の調整とリンクさせるため、来年から、旅行客の手持ちの物品、或いは入国する郵送物品に対する輸入税をも調整しますが、これは主にゴルフ道具、高級腕時計、化粧品の税率を引き上げることです。
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