「三国演義」の版本研究者である中国の学者・周文業氏や日本の学者・金文京氏ら7人が13日、共同出資で購入した明代万歴年代(1573ー1619)の版本「新刻湯学士校正古本按鑑演義全像通俗三国志伝」第一、二巻を中国国家図書館に寄贈した。7氏は、「古代の文献は全人類の文化遺産であらねばならない。そのためには国家図書館で管理してもらうのが最もいい方法だ」としている。
明代の読書人・湯賓尹が校正した「三国志伝」は、「三国演義」版本の変遷の中で重要な地位を占め、国家図書館はその完璧な版本合計30巻を所蔵している。今回の寄贈された第一、二卷は、文字や挿絵では同館の所蔵書と若干異なっている。(編集YS)
「人民網日本語版」より
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