中国への侵略戦争に参加した旧日本軍兵士東史郎氏の絶筆、『東史郎対日本軍国主義的批判(東史郎による日本軍国主義への批判)』(中国語名)が13日南京で初出版されました。東氏は戦争の加害者という立場から、侵略の歴史を反省し、日本軍国主義を厳しく批判しています。
本の扉に、東氏は「日本では、日本人に対する戦争の裁判はない。戦争の責任を追及する人もいない。この本は私は自分の戦争責任に対する反省だ」と書いています。
1937年、東史郎氏は旧日本軍の一兵士として、中国への侵略戦争に参加し、南京大虐殺を経験しました。戦後、東氏は素直に中国人民に謝罪し、日本各地で南京大虐殺の真相を告発していました。2006年1月、94歳で逝去しました。(08/13 翻訳者:Lin)
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