2007年北京第二外国語学院演劇大会が、22日午後、行われました。日本語学部の1年生から大学院の3年生までが12の寸劇を披露しました。演目は、日本のおとぎ話の「桃太郎」、「目隠し鬼」、中国伝説の「桃花源」、そして近代の小説「浮雲」、「傲慢と偏見」から、日本のテレビドラマ「トップキャスター」、「大奥」のシーンなど、バラエティーに富んでいました。
この演劇大会は、毎年行われており、今年で27回目となり、大学の伝統行事の一つとなっています。この演劇大会について、学部長の潘寿君教授は、「演劇の中で使われる台詞が、教室で学んだ日本語と違う。学生が演劇の稽古を通して、学んできた日本を活かすことができる。また、学生は、脚本、衣装、照明、音響、舞台の設計のすべてを、自分たちで準備しており、この過程の中で、日本語を学ぶ興味も一層深まるものだ」と述べました。
なお、北京大学、中国人民大学などの日本語学部の学生会の責任者も、今回の演劇大会を鑑賞してから、今後、この大会を学際のイベントにしていく意向を示しました。(取材・写真:任春生)
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