中国人民政治協商会議上海市委員会によると、自家用車ナンバーの入札制度による上海市の財政収入は、1994年~2006年で累計94億2千万元に上った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
集まった落札代金は上海市財政の専用口座に入り、市政府の承認を経て使用される。これまでの使用状況は、公安機関の交通設備など設備建設に2億3千万元、「中環線」建設事業に39億元、レール交通機関建設に36億元などで、残額は16億9千万元。
上海市では自動車数の抑制と渋滞緩和のため、1994年から新車自家用車のナンバー入札制度を実施した。推計によると、上海市はこれまでに同制度によって約125万台の車両増加を抑制した。
自家用車ナンバーの数量限定入札を行っているのは、国内都市で上海だけ。今年6月の平均落札価格は47711元で、史上最高を記録した。(編集ID)
「人民網日本語版」
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