OPEC・石油輸出国機構の議長で、アラブ首長国連邦のハミリ・エネルギー相が増産の可能性を表明したことを受けて、国際市場の原油先物価格は23日、下落しました。
ニューヨーク商業取引所の原油先物相場で、軽質原油の9月渡しの終値は、1バレルあたり0.90ドル下落して、74.89ドルとなりました。また、ロンドン国際石油取引所の北海ブレントは、0.78ドル下がって、1バレルあたり76.86ドルでした。
先週、原油価格の高騰を受けて、OPECのハミリ議長は22日、「OPECは増産の用意がある」と述べました。これが、原油価格の下落につながっていると見られています。(翻訳:鵬)
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