国際エネルギー機関IEAが12日に発表した月例報告によりますと、2007年世界の1日当たりの原油需要量は8610万バレルに達するということで、これは以前に予測した需要量より42万バレル上回るということです。
国際エネルギー機関の最新の予測によりますと、今年の世界の1日当たりの原油需要量は去年の同じ時期より170万バレル2%余り増えるということです。
この結果について国際エネルギー機関は「原油価格高騰の主な原因はアメリカの石油供給不足によってもたらされたものだが、OPEC・石油輸出国機構の原油生産制限もかかわっている」と指摘した上で、原油供給不足の問題を緩和させるため、原油生産の政策を柔軟に調整するようOPECに呼びかけています。
(翻訳:黄競)
|