中国外務省の劉建超報道官は20日北京で、「台湾当局の企む"台湾の名義による国連加盟"とは、台湾を中国から切り離す"台湾独立"勢力の分裂行為である。祖国大陸はこれに断固として反対し、また事態の成り行きを注意深く見守っていく」と述べました。
報道によりますと、台湾当局は19日に国連のバン・キムン事務総長に書簡を送り、台湾の名義での国連加盟を申請しましたが、劉建超報道官は、これについて、国連憲章などの条項に基づき、主権国家だけが国連に加盟できると強調した上で、「世界には中国は一つしかなく、台湾は中国の切り離すことの出来ない一部分であり、中華人民共和国政府は全中国を代表できる唯一の合法的政府である。これは国際社会が堅持している立場であり、『国連憲章』に完全に符合しており、また。すでに国連大会の2758号決議の確認を得ている。台湾当局の中国を分裂させるこの企みは必ず失敗するに違いない」と述べました。
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