中国国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は、27日、「『一国二制度』が香港で成功を収めていることで、ますます多くの台湾同胞が『一国二制度』を理解することができた。これは、祖国統一のプロセスを促している」と指摘しました。

　これは、楊毅報道官が定例の記者会見で述べたものです。この中で、楊毅報道官は、「香港が祖国復帰から10年間、『一国二制度』、『香港人による香港管理』、高度の自治という方針を堅持してきた。これによって、香港は、世界から注目される成果を遂げた。同時に、香港は台湾海峡両岸の仲介役を果たし続けてきた。毎年、香港を経由して大陸を行き来する台湾同胞は、延べ300万人に上っている。また、香港経由の両岸貿易総額は、毎年100億ドルを上回っている」と強調しました。（翻訳　朱丹陽）