中国国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は13日、北京で、「台湾側が政治的妨害を排除し、オリンピックの聖火を台湾で順調にリレーできるよう希望する」と改めて強調しました。
楊毅報道官はこの日開いた記者会見で、「オリンピック聖火の台湾でのリレールートの制定はオリンピック憲章を厳しく守ったものだ。両岸の関係部門がIOC・国際オリンピック委員会の規則に基づいて平等かつ協議の上で決め、IOCに承認されたものである。大陸側としては、台湾側が双方の間で達した共通認識を引き続き実行し、台湾同胞が台湾で聖火をリレーする願いを満たすよう希望する」と述べました。
なお、IOCと北京オリンピック組織委員会は4月26日、聖火リレーの計画を発表しました。これに対して台湾当局は政治目的から、両岸の関係部門が達した協定を一方的に否定し、聖火の台湾でのリレーを拒否しています。(翻訳:玉華)
|