パレスチナ自治政府のアッバス議長は18日、「イスラム原理主義組織ハマスを処罰する」と述べるとともに、時期を繰り上げて総選挙を行うよう要請しました。
2日間に亘って開かれる予定のパレスチナ解放機構中央委員会の会議はこの日ラマラで、開幕しました。アッバス議長は会議で演説し、「パレスチナ自治政府はパレスチナ人民を処罰したくない。しかし、ハマスは処罰を受けなければならない」と述べました。
アッバス議長はまた、「時期を繰り上げてパレスチナ自治政府とパレスチナ評議会の選挙を行う決定を下すよう、パレスチナ解放機構中央委員会に要請するつもりだ」と述べました。
これに対して、ハマスの報道官は、「ハマスは時期を繰り上げて総選挙を行うことを拒否する。アッバス議長にはパレスチナ評議会を解散する権限はない。アッバス議長は議長令を発表できるが、何の役にも立たない」と述べました。(翻訳:玉華)
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