パレスチナ自治政府のアッバス議長の側近ヤセル・アベド・ラボ氏は21日、「アッバス議長、イスラエルのオルメルト首相、エジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王が来週、エジプトのシャルムエルシェイクで、会談を行う」ことを明らかにしました。
ラボ氏はこの中で、「会談では、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスがガザ地区を制圧し、そしてパレスチナ非常事態内閣が成立した後、国際社会がアッバス議長への支援をいかに強化し、またアッバス議長とオルメルト首相との外交ルートをいかに開くかなどの問題について重点的に討議する。パレスチナ側は会談の中で、経済封鎖を解除し、またパレスチナ人民の生活に大いに影響しているイスラエル軍の検問所を撤廃するなどの面で、具体的な進展を収めるよう希望する」と述べました。
一方、イスラエルのオルメルト首相は21日、イスラエル北部の都市ハイファで、「来週エジプトで開催される4カ国の会談はイスラエルとパレスチナ両国の未来に新しい局面を切り開くだろう」と述べました。(翻訳:玉華)
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